二重まぶたになるための手術には埋没法や切開法などまぶたに手を加える方法の他に目頭切開法があります。
ここでは目頭切開法の特長や効果・リスクについてご紹介します。
目頭切開法の特長について
目頭切開法とは目頭にある皮膚が突っ張っている部分(蒙古ヒダ)を切開することで、それまで隠れていた目頭をより見えるようにする手術です。
目頭切開には大きく分けてZ法、W法、リドレープ法、三日月法の4つの方法があります。
Z法は目頭を広げる量の調節がしやすく仕上がりも自然で元に戻しやすいため、最もポピュラーな方法とされています。
傷は目頭の下に出来ますが、ほとんどの場合は時間とともに目立ちにくくなります。
W法は目頭をより大きく広げやすいため手術前に比べて大きな変化を出すことができますが、やり過ぎると目頭が丸くなってしまったり傷跡がZ法よりも目立ってしまうことがあります。
リドレープ法は傷が目立ちにくい方法ですが、並行型二重にならなかったり目の下にシワが出来てしまうことがあります。
三日月法は一番簡単な方法とされていますが、傷が目立ちやすいデメリットがあります。
どの方法でも術後の痛みは1~2日程度ありますが、腫れや内出血はほとんどありません(出たとしても1週間ほどで落ち着きます)。
手術の約1週間後に抜糸を行いメイクはその翌日から可能で、傷跡は1~3ヶ月程度で目立たなくなります。
手術にかかる費用はクリニックによって異なりますが、平均で25万円前後です。
目頭切開法の効果・リスクについて
目頭切開法を行うことで下記の3つの効果を得ることができます。
・目が大きく見える
・目が近寄って見える
・目頭の二重の幅が広がる
この3つの効果によって手術後の印象が大人っぽく見えるとされています。
リスクとしては皮膚が盛り上がってしまったり赤みが残ることがあり、レーザー治療をすることが多いですが全く目立たなくすることは難しいとされています。
また目頭を切りすぎたり切り足りなかったりした場合は再度手術を行うことになり、目への負担を大きくしてしまいます。
満足のいく仕上がりにするためにも手術前のカウンセリングはじっくりと行うことが大切です。